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- ●徳利プレゼント
1/13 ご好評につき定員10名に達しましたので終了とさせていただきます。
1/18 ご好評につき金杯(万華鏡) 花火(貝入)黒は完売いたしました。
- 2/18 新商品(金杯-万華鏡-桜)と在庫切れになっていた(金杯-万華鏡-花火と万華鏡グラス-金桜)をそれぞれ10点ずつ追加しました。
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- 私たちのプロジェクトを見ていただきありがとうございます。天野漆器株式会社の天野と申します。富山県高岡市が誇る伝統工芸品、「高岡漆器」の製造に携わり約130年、私で5代目になります。高岡漆器は江戸時代の初めに加賀藩主・前田利長が武具や箪笥、膳など日常生活品を作らせたのが始まりと言われています。とりわけ薄く切った貝殻を刀や針を使って細片をつくり、組み合わせて花鳥風月を表現する「螺鈿(らでん)」は高岡漆器を代表する技法のひとつです。400年以上の歴史のある高岡漆器ですが、昔から記念品として買われる機会が多く、日常的に使われることは少ないです。特に最近はライフスタイルの変化とともにその需要も減ってきているのが現状です。
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- 「このままでは高岡漆器に関わる職人技術や人材が失われ、高岡漆器そのものが絶えてしまう」
- そんな危機を脱するべくテーブルウェアを中心とした商品企画を始め、試行錯誤の2年を経て、誕生したのが「螺鈿ガラス」です。
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- 伝統工芸の螺鈿細工を、現代人の生活に欠かせないガラス製品と融合させました。
- 今回はクラウドファンディングという場を通じてたくさんの方に「螺鈿ガラス」を知っていただきたく、螺鈿ガラスシリーズから「金杯・万華鏡」と「万華鏡グラス」をお出しします。先着10名様のみ特典もお付けします。伝統と現代、和と洋の美しさの融合をあなたのお手元でお楽しみください。
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- 透明感と硬質な美しさをもつ“ガラス素材”に、高岡漆器の特徴である螺鈿技法を取り入れ、漆で仕上げた、天野漆器のオリジナル商品です。このガラスに螺鈿細工を施す技は当社でしか表現できない繊細な技術になります。開発まで2年をかけた天野漆器のオリジナルグラスを片手に優雅なひとときをお楽しみください。
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- 十二角形の底に螺鈿細工を施した【金杯・万華鏡】シリーズ。
- 水や日本酒を注ぐことで、グラスの各側面に螺鈿が反射し
- まるで万華鏡のような神秘的な輝きを放ちます。
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- 金杯よりも大きめの、上質感あふれる十二角形のグラス。
- お酒や焼酎など飲み物を入れると、螺鈿の輝きが万華鏡のように広がります。
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- 先着10名様に金杯に合う徳利をプレゼント
※ご好評により完売 -
- ご購入者全員にオンラインショップで使える20%OFFクーポン券をプレゼント
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- 上質感あふれる十二角形の金付ガラス。
水や日本酒などを注ぐと、万華鏡のような幻想的な輝きが広がります。 -
- 金杯(万華鏡) 花火(貝入)黒
- カラフルな螺鈿で”花火”を表現しました。
”花火”は日本の風情を表現した、どなたにも喜ばれる模様です。 -
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- 金杯(万華鏡) 四宝(貝入)黒
- 絢爛豪華といわれる極楽浄土の”四宝”をカラフルな螺鈿で表現しました。
杯底で鮮やかに揺らめく四色の螺鈿の輝きが、ステンドグラスのように周りに広がり、気持ちをぱっと明るくしてくれます。 -
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- 金杯(万華鏡) 麻の葉(貝入)黒
- ”麻の葉”をモチーフとして正六角形と結びつけた幾何学模様。 もともと魔除けの意味がある三角形が集まってできた六角形は、より強力な魔除けの力があると信じられてきました。
また、麻の丈夫さ・成長の早さにあやかって子どもの健やかな成長を願い、赤ちゃんの産着や子どもの着物によく使われる模様です。お子さんやお孫さんが生まれた記念などに最適です。 -
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- 金杯(万華鏡) 七宝(貝入)黒
- ”七宝”は仏教用語で「金、銀、水晶、瑠璃(るり)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)、しゃこ」の七つの宝を意味しています。
円形が永遠に連鎖し繋がるこの柄は、「円満、調和、ご縁」などの願いが込められた大変縁起の良い模様です。また人のご縁や繋がりには、七宝と同等の価値がある事を示している模様でもあり、大切な方への贈り物にうってつけです。 -
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- 金杯(万華鏡) 青海波(貝入)黒
- ”青海波(せいがいは)”は穏やかな波がどこまでも続いている様子を表現しており、「未来永劫平穏に」という意味が込められた吉祥柄です。穏やかな日々が続いていくよう願いを込めて、結婚のお祝いにもおすすめです。
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- 金杯(万華鏡)よりやや大きめの十二角形のグラス。お酒や焼酎など透明な飲み物を入れると螺鈿の輝きが万華鏡のように幻想的に広がります。
- 万華鏡グラス 金桜(貝入)黒・朱
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- 古くから日本人に愛されている「桜」を、縁起の良い「金粉」とデザインしたこのグラスは、還暦・敬老の日などお祝い事にぴったりのグラスです。色違いで黒と朱をご用意しておりますので、おじいちゃん・おばあちゃんへのお揃いのギフトとしても喜ばれる一品です。
- 万華鏡グラス 金桜(貝入)黒
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- 万華鏡グラス 金桜(貝入)朱
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- 国の伝統的工芸品に指定されている高岡漆器の起源は1609年。加賀藩主の前田利長が高岡城へ入城し高岡の町を開いた際に、武具や箪笥、膳など日常生活品を作らせたのが始まりです。
- その後、中国から堆朱(ついしゅ)、堆黒(ついこく)等の技法が伝えられ、多彩な色漆を使って立体感を出していく彫刻塗、錆絵(さびえ)、螺鈿(らでん)、存星(ぞんせい)など多彩な技術が生み出され、高岡は有名な漆器産地として発展してきました。
- これらの技法は、高岡の祭りで使われる絢爛豪華な御車山(みくるまやま)に集結され、町人文化の中にしっかりと根付き発展してきました。
- いろいろな技法の中でも、螺鈿細工は貝殻の内側、虹色光沢を持った真珠層の部分のみ切りとり、薄く板状にした素材を漆地や木地の彫刻された表面に貼り、その表面の上に塗り込む手法で、高岡漆器の代表的な技法になっています。
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- あわび貝など、虹のような輝きを持つ貝殻を約0.1mmの薄さにし、刀・針などを用いて細片を作り、これを組み合わせて、花鳥風月表現する技法です。
- 特に高岡螺鈿では貝の裏に色を塗り、赤や白を表現する特有の技術もあります。
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- 1975年に国の伝統工芸品として認定された高岡漆器は記念品として買われる機会が多く、購入されてもしまわれている時間の方が長いことがほとんどでした。近年ではライフスタイルの変化に伴い、記念品としての需要も少なくなり、高岡漆器の存続が危機に瀕していると感じていました。
- 「高岡漆器を押し入れにたくさんある記念品ではなく、日々の暮らしの道具として活かせないだろうか?」
- と考え始めたことが開発のきっかけでした。
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- 高岡漆器も多くの伝統工芸品同様、分業制になります。
- 天野漆器でも
- ●木地師(木地をつくる人)
●塗師(漆を塗る人)
●螺鈿師(螺鈿を加工する人) - と工程ごとに専門の職人に依頼しております。
※螺鈿ガラスは木を使わないので、塗師と螺鈿師のみで分業し制作します。 -
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- 当社スタッフも各職人さんたちも普段の仕事が終わった後に集まり、夜な夜な会議と試作を重ねました。現在はガラスと螺鈿を組み合わせる「螺鈿ガラス」として世に出しましたが、それまでは銅や陶器など、螺鈿を活かすためにあらゆる素材を試しました。螺鈿と相性の良い素材を探すだけでも、大変な時間がかかりました。
- 職人技のさらなる向上も欠かせませんでした。
- 通常の漆器は螺鈿の接着面が見えませんが、螺鈿ガラスは違います。ガラスの裏側から螺鈿を施し、表側の接着面を通して螺鈿模様が見えるようになっています。そのため、螺鈿の輝きを損なわずに接着する高い技術が必要でした。
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- 塗に関しては、失敗してもやり直しがきかない点にも苦労しました。
ガラスの底は平らではないので、貝とガラスの間にほんの少しでも隙間があると、漆が入り込んで模様が崩れてしまいます。
通常の漆器とは違い、ゴミがついても塗り重ねて修正することもできません。
またガラスは下絵を描くことができません。螺鈿ガラス作りは、基本「一発勝負」なのです。高い職人技術が求められるのと同時に、螺鈿や漆も「螺鈿ガラス」だけのために専用の技術を開発しました。 -
- こうして世に出た螺鈿ガラスですが、現在もお客様の声などを踏まえて、改良をしています。「伝統工芸」と聞くと、「古き良きものを守り続ける」といったイメージがあると思いますが、私たちは高岡漆器がより暮らしの中で使いやすくなるように日々アップデートを続けています。
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- ・寸法はmm(ミリ)表記ですが、ハンドメイドのため多少の違いはご了承ください。
・調色の関係上、多少の色の相違はご了承ください。
・社会情勢の変動により、原材料の入荷が遅れた場合、商品お届けまで日数を要することがあります。その際はご連絡いたしますが、予めご了承ください。
・すべての商品は、専用の高級ギフトBOXにお入れします。箱の中には、商品が動かないように商品の形に合わせたクッションがついています。発送しても割れる心配はございません。
・特典のクーポンはオンラインショップでのみお使いいただけます。有効期限は発行日より6か月間です。 -
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- ●NHK 「イッピン」にて放送
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- ●家庭画報(2021年4月)掲載
●西ナビ(北陸新幹線内)掲載
●日本政策金融公庫「ジャパンブランド、世界へ」掲載
●日経トレンディ(2020年2月号)掲載
●Discover Japan 掲載
●Takt 掲載(富山県情報誌)
●「02」magazine 掲載(富山県情報誌)
●「まんまる」掲載(富山県情報誌)
●中国雑誌「行楽」掲載
など -
- ➤GOLDEN PIN DESIGN AWARD2016(台湾)受賞
➤GOLDEN PIN DESIGN AWARD2017(台湾)受賞
➤The Wonder 500認定
➤TAKUMI NEXT 2019認定
➤TAKUMI NEXT 2020認定
➤「富山プロダクツ」認定
➤「富山県トライアル発注商品」認定
➤「明日のとやまブランド」認定
➤(一般社)日本漆工協会長賞 受賞
➤高岡市長賞 受賞
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- 「高岡漆器を通じて、少しでもその人の生活や心を豊かにできないものか」
創業当時からのお付き合いの職人さんたちと試行錯誤の末にたどり着いた、螺鈿ガラス。 - 螺鈿ガラスが高岡漆器とそれに携わる人々を未来へ運ぶ舟となり、使う人にほんの少しでも心がほころぶ瞬間をもたらす存在になってくれればと願っています。
高岡漆器を通じて、少しでもその人の生活や心を豊かにできるよう、ひとつひとつ心を込めてお作りしています。
新型コロナウィルスの影響もあり、ご自宅で過ごされる時間が増えていると思います。螺鈿ガラスで普段の生活をほんの少しだけ華やかにしてみませんか?
グラスの底を覗けばきっと笑顔になっていただけると思います。