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開催要項をメールさせて頂きました
- 11月16日に、テイスティングセミナーの開催要項をメールさせて頂きました。パソコンやスマートフォンの設定によっては、メールが届いていない可能性もございます。
この場合、事務局の読売新聞クロスメディア部(電話03-3216-7791)までお問い合わせください。 -
開催決定! 参加受け付けを終了しました
- ご支援ありがとうございます。参加者(支援者)が定員の30人に達したため、参加受け付けを終了しました。御礼申し上げます。
これまでにご応募いただいた参加者の皆様には、16日に開催要項をメールさせていただきます。なお、事前及び当日のキャンセルはできませんのでご了承ください。 -
希少なウイスキーを味わう、テイスティングセミナー
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- (写真=当日味わうボトルのうちの4本)
- 入手困難なニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所50周年記念ボトルをはじめ、竹鶴政孝ゆかりの希少なウイスキーのボトル5本をテイスティングし、同社の佐久間正チーフブレンダーらのレクチャーに耳を傾けます。
日本のウイスキーの過去と未来に思いをはせる、豪華セミナーです。定員は最大30人。応募者が20人に満たない場合は実施しません。
【テイスティングボトル】
「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」
「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」
「シングルモルト宮城峡 アップルブランデーウッドフィニッシュ」
「シングルモルト余市 アップルブランデーウッドフィニッシュ」
佐久間氏持参の「スペシャルなボトル」
以上、ボトル5本
※「ニッカ セッション」のハイボールと、おつまみも付きます -
- (写真=夏の宮城峡蒸溜所)
- ニッカウヰスキーの創業者で、日本のウイスキーの父とも呼ばれる竹鶴政孝が、北海道・余市に続き、仙台・宮城峡にウイスキーの蒸留所を完成させてから2019年で半世紀がたちました。
その記念すべき年に、2本の限定ボトルが発売されました。 -
- (写真=しめ縄をつけた宮城峡のポットスチルと、竹鶴政孝)
- 宮城峡で最初に蒸留された「ファーストドロップ」の原酒を含め、40年前、30年前と、10年ごと5世代の原酒をブレンドした記念ボトル「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」。
同じく、余市蒸溜所の5世代の原酒を組み合わせた、「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」です。
発売時の価格は、共に1本30万円(税別)。高価なだけでなく、主にバーやホテルに向けて各700本限定で発売した、一般消費者には入手自体が困難だった貴重なボトルです。
会場は、ニッカの世界観を表現した、東京・表参道の「ニッカブレンダーズバー」になります。
ゆったりと味わいながら、二つの蒸留所の歩みを振り返るのが、今回のイベントです。
貴重な話をレクチャーしてくれるのは、リミテッドエディションのブレンドを担当したニッカの佐久間正・チーフブレンダー。
そして「マスター・オブ・ウイスキー」の資格を持ち、ニッカの親会社のアサヒビールでウイスキーアンバサダーをつとめる佐藤一氏です。
マスター・オブ・ウイスキーは、ワインのソムリエのような酒類の知識と効き酒の力に加え、ウイスキー文化を巡る研究論文の執筆も求められる難関資格です。
佐藤氏は、幻に終わった竹鶴政孝による北海道・江別の蒸留所建設計画に焦点をあてた論文で、国内10人目となる資格取得者となったウイスキー通です。 - さらに、この2本に加えてテイスティングしていただくのは、竹鶴政孝とスコットランド出身の妻・リタの結婚100周年を記念して作られた特別ボトルです。
シングルモルトの余市と宮城峡を、アップルブランデーを28年以上寝かせていた樽に移し替え、さらに6か月間熟成させたもの。
甘く華やかな香りとフルーツケーキのような甘酸っぱい味わいを持たせています。
加えて、テイスティング用として佐久間氏に「スペシャルなボトル」をご持参いただきます。
その他、余市と宮城峡にスコッチの原酒を組み合わせた新商品「ニッカ セッション」のハイボールも提供いたします。 -
【開催要項】
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※20歳未満の方は法律で飲酒が禁止されており、本イベントに参加できません。
- 【開催日時】
11月22日(日曜日) 午後1時30分~3時45分
(午後1時15分開場)
【場所】
ニッカブレンダーズバー
(東京都港区南青山5丁目4−31 ニッカウヰスキー本社ビルB1F)
【参加費用】
4万円(税込み)
【定員】
30人(参加者が20人に満たない場合は開催せず)
【参加方法】
11月16日に開催要項をメールでお知らせします。イベント当日に、メールと免許証などお名前の確認できる書類をお持ちください。開催が決定したため、事前及び当日ともにキャンセルはできません。感染症対策のため、当日は体温測定と手指のアルコール消毒をさせて頂きます。体温が37.5度以上の場合は参加になれませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。
【主催】
「宮城峡蒸溜所50年を味わう会」実行委員会
(事務局・読売新聞東京本社クロスメディア部)
【協賛】
一般社団法人・酒育の会(谷嶋元宏代表)
アサヒビール -
【希少ボトルを巡るエピソード】
- 「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」
「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」
ニッカの親会社にあたるアサヒビールが2019年3月、宮城峡蒸溜所設立50周年を記念し、それぞれ700本限定でバーやホテルなど業務用を中心に、各30万円(税別)で発売しました。
1960年代・70年代・80年代・90年代・2000年代の5世代の原酒を厳選して合わせたシングルモルトウイスキーです。
「宮城峡リミテッド」には、1969年に宮城峡蒸溜所で初蒸溜された原酒(ファーストドロップ)が使われています。 -
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- (写真=建設中の宮城峡蒸溜所。1968年)
- この原酒は、竹鶴政孝が口に含んで「違うな」とつぶやき、「意に満たないものができたのか」と周囲を一瞬、落胆させました。
だが竹鶴は「これでいいんだ。北海道のものと違うからいい。これはおれが造ったのではない。この土地が造ってくれたものだ」と、続けたといいます。
そして竹鶴は感謝を込めて、近くを流れる新川に注ぐよう命じたとの逸話が残ります。 -
【レクチャーと講師の紹介】
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- (左・佐藤一氏、右・佐久間正氏)
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「竹鶴政孝の夢」
- アサヒビール・ウイスキーアンバサダー・佐藤一氏
日本ウイスキー文化研究所認定マスター・オブ・ウイスキー。
1990年アサヒビール入社。千葉統括支社長、埼玉統括支社長、エノテカ東日本営業部長などを歴任しました。
現在は、ウイスキーの魅力を伝えるウイスキーアンバサダーを務めています。
1927年に竹鶴政孝が北海道の江別に工場建設を検討した、幻の計画を手がかりに調査を重ね、『「江別」から「余市」へ(竹鶴政孝の工場候補地変遷の思索、そして現状への提言)』と題する論文を執筆。
「マスター・オブ・ウイスキー」の国内10人目の取得者となりました。
レクチャーでは、余市と宮城峡という両蒸留所の建設を通じて、竹鶴政孝が追い求めた夢について語る予定です。 -
「ブレンドの愉しみ、リミテッドエディションに込めた思い」
- 佐久間正氏(ニッカウヰスキー常勤顧問チーフブレンダー)
1982年ニッカウヰスキー入社。入社後、北海道工場に配属。以降、欧州事務所長(ロンドン)、本社生産部原料グループリーダー、栃木工場長などを歴任しました。
原酒づくりや樽貯蔵、原料調達、スコットランドでの勤務などで見聞を広め、ブレンダー室室長に。「リミテッドエディション2019」のブレンドも担当しました。
レクチャーでは、ブレンダーとしての経験や楽しさ、「リミテッドエディション2019」に込めた思いなどを語る予定です。 -