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プロジェクト未達の際のリワードについて
- 残念ながら本プロジェクトは目標とする1,000万円を達成できず、不成立に終わる見込みとなりました。ご支援いただいた方には力不足となり誠に申し訳ございません。
リワードとして提示させて頂いたオーナー権や完成披露会、オリジナルグッズをお届けすることはできかねますが、「刀剣の里・備前長船ガイドブック」および「刀匠玉鋼小刀」については有償でご提供をすることが可能です。
ガイドブックはクラファンの価格と変わらず、1冊2,000円(税・配送料込み)となります。
ご希望の方は、大変お手数ですが2月23日(水)17:00までに
setouchi.sword@gmail.com
へメールにてご連絡をお願いします。
ご記載いただく内容は以下2点です。
・クラファンお申し込み時のお名前
・申し込んだリワード(ガイドブック または 小刀)
ガイドブックに関して、2冊以上お申し込み頂いた方は冊数もご記載ください。
※恐れ入りますが、クラウドファンディングでの該当リワードへのご登録がない方はお申し込みいただくことができません。
今回は残念な結果となりましたが、今後も様々なプロジェクトを立ち上げてまいりますので、引き続きご支援の程お願いいたします。 -
鎌倉時代後期の名刀「小竜景光」を再現
- 「日本刀の聖地・長船プロジェクトチーム」は2020年に結成され、日本旅行岡山支店に事務局を設けた上で、観光庁「誘客多角化のための魅力的な滞在コンテンツ等造成事業」、「来訪意欲向上のためのオンライン技術活用事業」等に取り組んでまいりました。
コロナ禍において瀬戸内市の観光は大きな打撃を受けております。
プロジェクトチームは、長船の刀剣をテーマにより多くの方に瀬戸内市の魅力を知って頂き、実際に瀬戸内市に来て頂くことを目的に活動しております。
今回のプロジェクトでは、備前長船の名刀小竜景光を、長船の刀職たちの力を結集して再現します。
プロジェクトが成功し刀剣が完成した暁には、瀬戸内市の観光名所である長船刀剣博物館に寄贈し、博物館の一つの見どころとすることにより、多くの方に来て頂くことを目指します。
【国宝 太刀 銘備前国長船住景光 元亨二年五月日(小竜景光)】
画像提供:東京国立博物館
刃長73.93cm、反り3.03cm、先幅2.0cm、元幅2.94cm
ハバキ元にある小ぶりな倶利伽羅龍の掘りが名前の由来
所蔵 東京国立博物館
所有 国立文化財機構
景光は長光の子と言われ、備前長船派の正系の刀工として鎌倉時代末期に活躍しました。この太刀は小板目のよく約んだ地鉄に直刃調の刃文で、景光の最高傑作にあげられます。表裏に棒樋を彫り、樋中にそれぞれ小さく倶利伽羅龍と梵字を浮き彫りとしていることから「小龍景光」と号されています。(出典:東京国立博物館)
写し刀制作者:
刀鍛冶 安藤広康
安藤刀匠は現在、「備前おさふね刀剣の里」の工房にて活動中。
鉄の鍛錬の際、金属質の隕石である「隕鉄」を配合する「隕鉄刀」に取り組んでいます。もちろん隕鉄を用いない刀においても技量を発揮。平成29年の日本美術刀剣保存協会主催「新作名刀展」、短刀・剣の部では優秀賞を受賞するなど高い評価を得ています。
金工師 片山重恒
研師 横山智庸
白銀師 小池 哲
鞘師 橋本幸律 -
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支援いただいた方は刀剣の共同オーナーに
- 本プロジェクトを支援いただいた方は、完成した刀剣の共同オーナーになって頂きます。
お名前入りオーナー証明書を発行し、ご自宅にお届けする他、長船刀剣博物館に寄贈する際の寄贈者プレートにもお名前を刻印いたします。
※共同オーナー権はありませんが、手軽に応援していただけるリワード品もご用意しております。
※共同オーナーとは刀剣が個人資産の一部になることを意味するものではなく、一丸となって刀剣の写しを製作し、今後瀬戸内市を応援いただくメンバーになって頂くという意味合いです。 -
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本プロジェクトオリジナルグッズの返礼品
- 本プロジェクトで再現される小竜景光をモチーフにしたオリジナルグッズの返礼品もご用意しております。
・ポストカード
・クリアファイル
・共同オーナー名入りクリアファイル(同意いただいた方のみ、通称名可能)
・等身大マイクロファイバータオル -
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刀剣完成時にはお披露目会を開催。限定ツアーも実施。
- 刀剣が完成した際には、支援いただいた方を招いた完成披露会を開催します。(2022年9月を予定)
刀剣制作にかかわった刀職を始め、プロジェクトメンバーとの意見交換会により、今後の長船刀剣推進に向けた継続発展的な取組とします。
更に、人数限定で完成披露ツアーにも参加頂きます。日本刀の聖地長船や瀬戸内市の魅力的な観光資源を実際に見て頂くことが出来るツアーとなります。 -
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完成した刀はおさふね刀剣の里 長船刀剣博物館に寄贈
- 出来上がった刀は、おさふね刀剣の里にある日本で唯一の刀剣専門の博物館「備前長船刀剣博物館」に寄贈します。
長船刀剣博物館に展示を頂くことで、今後より多くのお客様に瀬戸内市に来て頂くきっかけにいたします。 -
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漫画家かまたきみこ様からの応援メッセージ
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- 漫画家のかまたきみこ様より、本プロジェクトへの応援メッセージを頂いております。
■かまたきみこ先生プロフィール:
長船を含む全国各地で「お刀女子会」を主宰するなど、刀に関するイベントでも活躍する漫画家。錆びた日本刀の魂魄が、主人公の滉の研ぎによって輝きと神聖さを取り戻す刀剣コミック『KATANA』は現在21巻を数える。「月刊ASUKA」KADOKAWAにて連載中。
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『刀剣の聖地、備前長船で、新しいお刀のプロジェクトがスタートしました。
鎌倉時代後期の長舩派を代表する刀工の一人、景光による名刀「小竜景光」を、長船の刀職人さんの手で再現するという試みです。
顔見知りの職人さんの名前がずらりと並び、私もなんだかうれしい気持ちです。
小竜景光の刀は、来歴も面白く、ミステリアス。長船派の名工景光の豊かな刃文に加えて
活き活きしたした倶利伽羅龍が剣をキュッと掴み、樋の中を泳いでいます。
磨り上げで短くなった刀身のハバキからちょこんと龍が顔を出す様子は、国宝の名を冠しながらも、愛嬌があって個性的ですよね。
この刀を、姿、地鉄、刃文、刀身彫刻、ハバキ、白鞘、それぞれにどんな風に再現されるのか、とても楽しく興味深いプロジェクトだと思います。
また、景光の存在に光を当てることで、備前刀の名声を広めた、長船刀工達の功績も、より理解が広まると思います。
岡山県瀬戸内市の長船は、
中国山地の良質な鉄の生産を背景に、多くの名工を輩出。優れた名刀の生まれる聖地として、歴史にその名を刻んでいました。
そして現代においても、刀匠を目指す若い方々の、作刀研修のために参集する場ともなっていて、日本刀の中心地としての役割を果たしています。
わたしも、取材で何度も備前長船刀剣の里を訪れて、職人さんのお話を聞いたり、展覧会を楽しんだりしているうちに、長船の地には格別な親しみを感じます。
日本刀の情報に触れる面白さと、人の温かさを同時に感じる場所です。
このクラウドファンディングに関わる方たちが、生き生きとして、製作過程を発信し、たくさんの支援者に応援され、交流が深まり
愛し愛されるプロジェクトとなりますように、心から願います。』
漫画家 かまたきみこ
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