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ご支援いただきありがとうございました
- この度は「もっとずっと鹿紙」プロジェクトへのご支援ありがとうございました。
残念ながら目標金額は達成できませんでしたが、みなさまのあたたかいご支援のおかげで100万円を超える資金を集めることができました。
集まった資金は、返礼品送付にかかる費用や手数料等を除いて、下記の通り活用させていただきます。 -
①鹿紙袋を東大寺さまに寄付
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②鹿紙袋を奈良国立博物館さまに寄付
- 奈良を代表する観光スポットで毎年多くの人が訪れる、東大寺さま・奈良国立博物館さまに1,000枚ずつ鹿紙袋を寄付いたします。
奈良公園も近く、敷地内にもたくさん鹿がいる東大寺さまや奈良国立博物館さまで鹿紙袋を使っていただくことで、奈良へ訪れた方々に対して、鹿紙や鹿のビニールごみ誤飲問題を知っていただくきっかけになりますと幸いです。
また、奈良国立博物館さまのご厚意で、鹿紙袋の贈答式を行っていただく予定です。
式の様子は、追ってプロジェクトページ上で公開&ご報告させていただきます。 -
③新型鹿紙袋(底マチ有タイプ)をホテル尾花さまへ割引価格でご提供
- 猿沢池近くで営業されている「ホテル尾花」さまへ、新しく開発しているマチ有タイプの新型鹿紙袋を割引価格で2,000枚提供いたします。
従来のタイプよりも底が広いマチを付けることで、厚みのあるものや傾けたくないお弁当なども入れられるようになりました。 -
- 鹿紙は今後も、より使っていただきやすく普及しやすい形を試行錯誤しながら改良していく予定です。
引き続き応援していただけますと幸いです。 -
④奈良の鹿愛護会さまへ寄付
- 集まった資金の一部を奈良の鹿愛護会さまへ寄付いたします。
鹿と人が共生する地域社会づくりにお役立ていただけますと幸いです。
ご支援いただいたみなさまのおかげで、上記の資金を調達することができました。心より御礼申し上げます。
今回のクラウドファンディングで鹿紙のことをより多くの方に知っていただけたかと思います。
鹿紙や鹿紙袋を購入・活用を検討いただける方は是非 info@shikagami.com までご連絡ください。
引き続き、奈良の鹿と環境を守るための活動を続けてまいりますので、ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。 -
ビニールごみを食べて苦しむ鹿を救うために「鹿紙」を普及したい!
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- 国内でも有数の観光地である奈良公園。ここでは古くから人と鹿が共生する姿が見られます。
観光地であり、県庁所在地でもある奈良公園周辺は車通りも多く、道路を渡ろうとしている鹿がいると車が止まって鹿に道を譲る場面もよくあり、人が鹿を尊重しながら生活している貴重な地域です。
そんな奈良公園周辺の鹿ですが、現在ある問題を抱えています。 -
- ビニール袋の誤食問題です。
ポイ捨てされたビニール袋をエサと間違えて食べてしまい、消化されずに胃にたまって死に至るケースが発生しています。
一般財団法人「奈良の鹿愛護会」によると、死亡した鹿の胃から重さ3.2㎏におよぶビニール袋の塊が出てきたそうです。
胃に異物が詰まっていては、他の食べ物を栄養として吸収できず、ガリガリにやせてしまいます。 -
- この状況に胸を痛め、奈良の鹿と環境を守りたい思いで私たちは、ビニール袋の代わりになり、鹿が誤って食べてしまっても極力害の少ない「鹿紙」を開発しようと思いました。
再生パルプに米ぬかを配合するなど材料にこだわりながら、約8ヶ月をかけてなんとか紙を作り上げました。
しかし、少ないロットで製造しているためコストが通常の紙よりもかなり高額になってしまっていること、紙の強度や表面の状態が安定せず、印刷などで手間がかかってしまうことなど、課題が多く、広く普及するには至っていないのが現状です。
ただ、この取り組みを始めて以来、様々な企業様や行政などから支援のお声をいただいており、我々の取り組みは間違っていないと確信しました。
奈良の小さな企業たちで立ち上げたこのプロジェクトをより多くの方に知っていただき、奈良公園周辺施設で当たり前に使っていただけるように、奈良のSDGsとして、今回初めてクラウドファンディングに挑戦しました。 -
奈良のシカを救う「鹿紙」とは?
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- 鹿が誤って食べてしまっても、鹿への負担が少ない材料で作られた紙が「鹿紙」です。
再生パルプに米ぬかを配合しており、これには奈良県産の米「ヒノヒカリ」を精米するときに出る米ぬかや、地元のぬか床製造メーカー様よりご協力をいただいたぬかも使用しております。
ぬかを配合したのは、鹿に与える影響を減らすと同時に、循環型社会を目指す目的もあります。
また、米ぬかの色味をあえて残すことで、穏やかな情景の奈良にぴったりな優しくナチュラルな風合いに仕上げています。 -
- この紙はレジ袋やクリアファイルなどビニール製品の代替えをはじめ商品パッケージ、その他印刷物など用途はさまざま。
厚さはチラシに使える薄手のものから名刺や紙袋などに使える厚手のものまで製紙できるようになりました。
しかし、まだまだ改良が必要です。
いつかは鹿が、人が捨てたものを食べないよう「まったく鹿が寄り付かない紙」を作る、そして多くの企業様に使ってもらえるようコストを下げ、印刷時の負担を軽減させたい、と日々試行錯誤を繰り返しています。
この取り組みを始めてから、県内企業様を中心に多くの人々から支援や使用したいとうお声をいただけるようになり、どんどん進化しております。 -
ご支援(ご購入)いただいた資金の使い道
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- 本プロジェクトで商品をご購入いただくことで、鹿紙プロジェクトにご賛同・ご支援いただいたことになります。
ご支援いただいた資金は、クラウドファンディングに関わる諸経費(手数料やリターンの原価・配送費など)を除いて、鹿紙の普及活動に活用させていただきます。
現状鹿紙は、製造過程の関係や資金が足りず量産が難しい関係で、一般的に使用されている袋に比べると約6倍近い販売価格になっています。
新型コロナの影響で観光客が減少して苦しい思いをされている、奈良公園周辺の店舗様に導入していただくには厳しい価格でしかご提供できておらず、普及するためには量産することで低コスト化する必要があります。
今回ご支援いただいた資金を元手に鹿紙を量産することで、奈良公園周辺の店舗様に低コストでご提供し、鹿紙袋の普及を目指します。
もし、支援総額が目標金額を大きく下回り、鹿紙の大量生産が困難な場合は、
一般的に使用されている袋と鹿紙袋の差額の補填に支援金を使わせていただくことで、
低価格でのご提供および鹿紙の普及を目指します。 -
- 人と鹿が共生している奈良の街並みを守るための「鹿紙」プロジェクト。
みなさまご支援のほどよろしくお願いいたします。