㉕【草木染め絹糸】 色糸の小箱「夢の浮橋」(志村ふくみサイン、落款付き)

㉕【草木染め絹糸】 色糸の小箱「夢の浮橋」(志村ふくみサイン、落款付き)
2011年の東日本大震災のあと、志村ふくみと石牟礼道子との往復書簡の中で、新作能「沖宮」が形となっていきました。石牟礼道子が新作能の台本を送り、その言葉に志村ふくみが色で返事を書きました。この染め糸の小箱「夢の浮橋」をきっかけに、四郎の装束は水縹色、あやの装束は緋色となったのです。 今回は特別に「沖宮」公演を記念して、色糸の小箱「夢の浮橋」を5セットご用意いたしました。
ご提供予定時期:4月以降で順次発送
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この商品について

  • 志村ふくみが石牟礼道子に贈った染め糸の小箱を再現

  • 1.色糸の小箱「夢の浮橋」(志村ふくみのサイン、落款付き)

  • 2011年の東日本大震災のあと、志村ふくみと石牟礼道子との往復書簡の中で、新作能「沖宮」が形となっていきました。石牟礼道子が新作能の台本を送り、その言葉に志村ふくみが色で返事を書きました。この染め糸の小箱「夢の浮橋」をきっかけに、四郎の装束は水縹色、あやの装束は緋色となったのです。
    今回は特別に「沖宮」公演を記念して、色糸の小箱「夢の浮橋」を5セットご用意いたしました。色糸は工房で染めた経糸として使用する絹糸です。

     素材:絹(100%)
     染料:紅花、臭木、藍、紫根、茜、梔子、刈安

    【「夢の浮橋」によせて】
    志村ふくみから石牟礼道子さんへの「色の手紙」です。
    夢の浮橋は、源氏物語―宇治十帖の最終巻です。
    長い長い源氏物語の最後はどのような終わり方をするのでしょうか。
    誰もが物語の終盤になると最後が気になるものです。紫式部は物語の終らしい区切りを付けず、読者に納得させては終わりませんでした。話の途中でふと失くなるのです。
    丁度、石牟礼道子さんを我々が失ってしまったように「開けたままの終結」といわれる不思議な終わり方をしています。
    (文・志村洋子)

  • 【発送について】
    ※発送は、4月以降、順次お送りさせていただきます。
    ※発送元は、株式会社ATELIER SHIMURA(600-6018 京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 壽ビルディング2F)です。
  • 2.新作能「沖宮」特製壁紙画像つきサンクスメール

  • 新作能「沖宮」公演実行委員会より、公演終了後、サンクスメールをお送りいたします。また、今回の貴重な舞台写真の「沖宮」ロゴ入り特製壁紙画像(PC、スマホ用)を各3枚プレゼントいたします。

    【リターンに関するお問い合わせ】
    okinomiya2021@ateliershimura.co.jp

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