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はじめに
- 2024年度に、宗像市立自由ヶ丘中学校の9年生(中学3年生)が(有)チョコレートショップ、福岡女子大と一緒に開発した地元宗像の四季折々の農産物を使ったチョコレート「saison de MUNAKATA」。商品を購入された方々からの評判は上々ですが、知名度は伸び悩んでいる状態です。
この商品は、地域(地域食材)の魅力を発信し、地域に貢献するために開発されたものでしたが、商品のクオリティとは裏腹に、当初の目的は十分に達成されたとはいえない状態となっています。そこで、私たちは先輩方の思いを受け継ぎ、地域の方々を巻き込みながら「saison de MUNAKATA」の知名度を上げるとともに、この活動を地域活性のモデルケースとするためのプロジェクトを立ち上げました。
また、「saison de MUNAKATA」の売り上げの一部は、児童労働などカカオ生産地域の課題を改善していくために使用されます。このプロジェクトを推進するなかで、カカオ生産地域の教育現場との交流を進め、チョコレートを通した支援の輪をさらに進めていきたいと考えています。
プロジェクト推進においては、店頭プロモーション・イベントの実施、広報コンテンツの制作などにかかる費用やチョコレートを介した国際交流を実現するための費用が必要になります。私たちの取り組みに力を貸してください! -
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プロジェクトの説明
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〈プロジェクト立ち上げのきっかけ〉
- このプロジェクトは、先輩からのビデオレターから始まりました。
「僕たちのつくったチョコレートをもっと多くの人に広めてほしい」
地域の食の魅力を多くの人に広げるため、先輩方が試行錯誤を繰り返して開発した「美味しくて」「美しくて」「豊かな香りがする」素敵なチョコレート。きっと地域の人たちから愛されて、守られていく、大切な「地域の宝」になっていくと思っていました。
しかし、私たちが地域の方など約400名を対象にとったアンケートでは、少し意外な結果がみえてきました。 -
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〈プロジェクトの目標〉
- ・「saison de MUNAKATA」の知名度向上。
・「saison de MUNAKATA」のブランド価値の確立。
・活動を通した、地域や地域食材の魅力PR。
・地域を巻き込んだ地域活性の推進。
・チョコレートを媒体としたカカオ生産地への支援。 -
〈プロジェクトの内容〉
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- プロジェクトは、総合的な学習の時間を中心とした「ふるさと学習」カリキュラムにおいて進めていきます。9年生137名が「ふるさと納税」「広報」「イベント」「クラウドファンディング」の四つのグループに分かれ、「saison de MUNAKATA」のプロモーション活動を行っていきます。
- ⅰ.ふるさと納税
宗像市ふるさと寄附推進課、(株)ミエタ様、(株)スチームシップ様の支援を受けて、「saison de MUNAKATA」をふるさと納税に商品登録します。「saison de MUNAKATA」をふるさと納税の返礼品とすることで、認知度アップを図ります。 -
- ⅱ.販売店舗の確保、店頭プロモーション
地域からの「近くで購入できる場所が欲しい」との要望を受け、(有)チョコレートショップ様、(株)ハローデイ様のご協力のもと「ハローデイ宗像店」において、「saison de MUNAKATA」の販売を開始します。
また、宗像の食のPRも兼ねた店頭プロモーションを実施します。新規の顧客獲得を目的とした試食会なども行う予定です。 - ⅲ.イベントでの広報活動
商工会主催の「むなかたウォーキング」の会場において、「saison de MUNAKATA」のプロモーション・販売会を実施する予定です。「ふるさと納税」や「クラウドファンディング」の告知も同時に実施します。
地域で行われる「自由ヶ丘文化祭り」においてもプロモーション・販売会を実施します。小学生以下やご高齢の方を対象とした試食会を行うなど、地域へ「saison de MUNAKATA」を紹介する場としていきます。地域イベントでは、地域住民の「saison de MUNAKATA」への関心を高め、ともにプロジェクトを推進するものとして、協力をお願いしていきます。 - ⅳ.広報コンテンツの制作
プロモーション活動に使用するインターネット媒体やSP媒体などの制作を行います。2024年度、「道の駅むなかた」で開催した「宗像の食材PRイベント」で得た経験やノウハウをいかし、チラシ、動画、SNSなどさまざまな方法でPRを行っていきます。また、活動を記録した記録映像も作成します。 - v.ガーナ国際交流
(有)チョコレートショップの佐野隆代表からの「チョコレートをきっかけに世界を広げてほしい」というお言葉から、動き出したのがこの活動です。授業で行った児童労働やフェアトレードの学習から、チョコレート生産地域の実態を知りたいという声があがりました。
自分たちが「無知である」「無力である」ことを自覚し、現実に向き合いたい。その思いをもとに、「JICA」や認定NPO法人「ACE」を通して、交流プロジェクトの計画が進んでいます。今、自分たちにできることをという考えから生徒会活動として不用品回収による支援を実施する予定です。 -
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〈プロジェクトの支援者〉 ※敬称略
- 有限会社チョコレートショップ、株式会社ハローデイ、株式会社ミエタ、株式会社スチームシップ、福岡女子大学、宗像市商工会、道の駅むなかた、自由ヶ丘コミュニティーセンター、学びの丘学園運営協議会
地域の皆様、宗像市(ふるさと寄附推進課、学校づくり課)、本校PTA、本校卒業生、「saison de MUNAKATA」を購入していただいた皆様、クラウドファンディングにご協力いただいた皆様 - このプロジェクトは、多くの方々のご支援のもとに成り立っています。私たちの活動にできるだけ多くの人が携わっていただくことは、プロジェクトのねらいの一つでもあります。多くの人を巻き込むことで、地域みんなの力で地域活性を進めていきます。私たちだけではできないことも、地域の方の力をお借りすることで可能になります。このプロジェクトは、私たちの力だけでは進めていくことはできません。皆様の支援を得てはじめて実現する活動なのです。
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商品について
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〈動画〉
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